スピリチュアルじゃないと癒されない人
2019/09/10
神智学によると、治癒の方法には3つの段階があります。
それは治療を受けるクライアントの進化段階に応じて、役割と価値があるといいます。
1つ目は、望ましくない状況を取り除く鎮痛と改善の方法。
これには、アロパシーやホメオパシー、オステオパシーやカイロプラティックなどが挙げられます。一般的な病院の治療やボディワークの治療院などです。
ここではクライアントは治療に際し受動的なスタイルとなります。
2つ目は、心理療法。
この方法では、患者は対話やワークを通して自分を正確に理解し、自己の隠れた欲求や抑圧された感情に目を向けることで、外的に現れた症状を改善してゆきます。
ここでは、治療者とクライアントは協力的になることが求められ、調和を学んでいきます。
3つ目の方法は、魂に関わる方法。
魂のエネルギーが人間の全ての領域へ障害なく流れ入ることが出来るようにすること。これがいわゆるスピリチュアルヒーリング。意識進化と霊的学びの段階。
ここでクライアントには自己の魂との再接続が起こります。
これじゃないと治らないという人々も少ないけれども居ます。
高次元や霊性を扱う分野でしか癒されない人々。
時々、ジェネシスヒーリングを受けたら長年の病や症状が消えた、というお話を伺いますが、きっとその方は(ご本人は無意識でも)この段階なのだと思います。
そして、それがきっかけで必ず自然界と仲良くなっていきます。
私の場合は、中学時代から始まった謎のひどい頭痛が案内人でした。
まずは、親に連れられて病院へ。
様々な検査、脳波の測定などを受けても原因が見当たりませんでした。頭痛の原因はまだまだ謎が多いのでしょう。結局毎度鎮痛剤を出されるのみで、根本的な治療の方法はなく、症状の改善はみられませんでした。でも鎮痛剤には本当〜に助けられました。。。酷い時は吐き気を伴い三日三晩うなされるような頭痛でしたので。
それから、ブレンドされた漢方を煮出して朝晩飲むを1年以上試し(結構な出費と手間でした)、体質改善を試みたけれど、値段の高いわりにこれも取り立てて効果もなく、オステオパシー、各種整体、鍼灸へも通いましたが際立った効果がなく、次第に通うのが億劫になりやめてしまいました。この辺で、体の問題ではないのかも。。。と気がつき始めました。
知り合いに、酷い腰痛が鍼灸の治療で一発で治ったため、サラリーマンを辞めて学校へ入り直し、鍼灸師になったという方がいましたが、この方はきっとこの分野で力を発揮する為に、今世はその腰痛を設定してきたのでしょうね。どの段階も必要としている人々はいますし、どの段階に関わる人も尊いなと思います。
そんなある時、図書館で「身体症状は宇宙からのメッセージ」という本の題名が目に飛び込んできました。
(※「痛みと身体の心理学」藤見幸雄著と「身体症状に宇宙の声を聴く」アーノルド・ミンデル著 の間違いでした!スミマセン、ど忘れしてました・・・ 12月6日記)
その頃は、夢見も大規模で不思議なものが多く(宇宙戦争とか)、夢やシャーマニズムにも興味を持ち始めたところだったので、その題名は私の心にとても響いてきたのです。
この痛すぎる頭痛が宇宙からの。。。想像するだけでワクワクしました。
早速手に取ると、それはトランスパーソナル心理学の「プロセスワーク」の本でした。物理学者であり、心理学者のアーノルド・ミンデル創始の心理ワーク。早速このワークを行っている方(当時は日本に4人しかいなかった)に連絡を取り、セッションを受けたり、ワークショップに参加。ここでは自分の思いぐせ、人との関わりの中で起こりがちな事象を学ぶことになりました。
しばらくこの心理学に可能性を感じ、本を読んだり、ワークショップに参加したりするうちに、参加者の方々から、それまで怪しげな印象で避けていたチャネリングやヒーリング領域の話題がちらほら耳に入るようになってきました。
そして、どうしても説明しきれない不思議な現象も次々と起こってくるのです。なにせトランスパーソナル=個を超えた分野ですので。。。
子供の時は思いっきりオカルト少女だったくせに、この頃の私は、こういった分野は怪しく、絶対近寄ってはいけない世界と感じていました。(実際この分野にはかな〜り怪しい人が多いので、このカンはあながち間違いでもなかった。きちんとしたティーチャーに出会えるまでちゃんと私を守ってくれていたのだから。)
そんな中で偶然「レイキ」と出会います。
名前を聞いた途端に、直感的に「これだ!答えはここにある。」と思いました。
そしてそれがこの3つ目の治癒、霊性への道の入り口だったのです。
ここからまた長い道のりがあり、まだまだ道の途中ではありますが、
今では、頭痛、本当〜に減りました。
14歳からあんなに毎日辛かったのが。。。と思い返すと大変な日々でしたが、本当に「身体症状は宇宙からのメッセージ」だったと今では思います。
by Yew